UIscope活用インタビュー

アプリ制作会社プライムアゲイン様にインタビューしてきました。

自分が納得するものを細部に至るまで、とことん突き詰める。

株式会社プライムアゲイン CEO 阿部 伸宏
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Q. まずはプライムアゲインについて教えてください。

A. スマートフォンアプリの開発

弊社は3期目になる会社で、主にスマートフォンアプリの開発を行っています。現在は、DecoAlbum(デコアルバム)というiPhone/Androidのアプリを開発していて、それが既に100万DL以上されています。

Q. アプリを開発するにあたり、デザイン面で心がけていることはありますか?

A. 細かな部分を作りこむ

「サクサク動く」ということをすごく重要視して作っています。デザインの改善というのは、劇的に上がるものではなく、細かい部分の積み重ねがアプリ全体のクオリティをあげてくれるものだと感じています。ページとページ遷移の仕方とか、タップした後の挙動のスムーズさとか、チーム全員が徹底的にこだわって作っています。やりだすと結構面倒なのですが、そこを妥協せずにとことん突き詰められる人がうちのメンバーには多いので、その辺はかなり助かっていますね。

アプリの制作会社プライムアゲイン様

Q. UIscopeを利用しようと思ったキッカケはなんですか?

A. 新規ユーザーの声を聴きたかった

ユーザーを呼んでインタビューは良くやっているのですが、割と友人とかが多いです。嬉しいのですが、友人だと本音を語ってくれる人が少ないと感じていました。後は既存ユーザーへのインタビューもしますが、新規のユーザーがどう感じるのかっていうのは特に作っている側はわからなくなるので、その辺の声を聴きたかったというのがキッカケです。

アプリ開発のプライムアゲイン様

Q. UIscopeを使ってみた結果はどうでしたか?

A. デザイン的に迷っていた部分に関する正しい判断ができる

やっぱりタスクを作るみたいなテスト設計の部分は難しいなと感じましたが、実際にやってみて非常に良いなと思いましたね。「ああ、ここでつっかかるんだ!」というのが凄く鮮明にわかりましたね。あと社内で、デザイン的にどっちにしようかと迷っていた部分があったのですが、今回のテストでは複数のユーザーがその部分で止まっていたので、そういう意味では問題が可視化されることによって、正しい判断ができるなと思いました。なので、弊社のようなユーザー体験に徹底的にこだわる企業にとっては、非常に良いツールでした。 あと、意外だったのがテストに参加されたユーザーさんがとても丁寧だなと思いました。お小遣い稼ぎサイトでは、どうしても作業が雑になりがちでアウトプットのクオリティが悪いというイメージがあるのですが、UIscopeはそうじゃなかったので、どうやって集めたんだろうなと逆に気になりましたね笑

Q. 最後に良いアプリを作る秘訣を教えてください。

A. 細かな部分を作りこむ

自分が納得するものをしっかり作りこむっていうのが非常に重要だと思っています。僕の好きな言葉に「三木谷曲線」というのがあるのですが、これが真理だなと思っていて、デザインでも最後の細部にとことんこだわることでアウトプットが比較的に上がるんですよ。なので、当たり前かもしれませんが、細かいところの積み重ねが大切だと思います。

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